備えあれば憂いなし
先月末31日の早朝に大型の地震が再び福島を襲いました。
ぐっすり寝ていた私たち夫婦は飛び起き、子供を抱えて大きなテーブルの下に避難しました。
もう、逃げるのはなれたものです(苦笑)。
今までの余震では、あまり物が上から落下するケースはほとんど無かったのですが、今回は本棚から多くの本が落ちてきました。
揺れが大きかったし、長かった。
次の日に診療室の状況が心配になり、点検にいきました。
3月11日の大震災の日に一番壊れてほしくない物がありました。
それは患者さんの模型です。
機材は、お金を出せば元に戻りますが、患者さんの歯形だけはそうはいきません。
今回も、歯形の模型が壊れているのでは?と心配していたのですが、大丈夫でした。
技工士さんたちは、あの大震災以来、技工所を帰宅するときは、模型を必ず椅子の下の絶対に安全な場所に模型を移動してから帰宅していたのです。
技工室もいろいろ物が落下していましたが、模型はまったくの無傷でした。
本当によかったです。
経験が生きているなと思いました。
もう大震災から5ヶ月ちかく経つしと油断しなかったのが良かったと思っています。
優秀な技工士さんで感謝、感謝です。
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