歯科医師会学術DVD研修会
先月の21日の仕事が終了した後に、歯科医師会の学術委員会が主催した『DVD研修会』へ参加してきました。
『再生医療と最新歯科治療について』とのことだったので、とても期待して参加しました。
今回は学術DVDを上映するというとてもユニークな試み。
今回上映するのは、長野県で開業されている北川原健先生の『私の行ってきた歯周病治療の限界』と題する上映でした。
上映開始いきなり、GTR法(歯周治療での再生療法の一種)は1症例しか行ってこなかったというびっくり発言。その後は、北川原先生の丁寧な歯周治療についての話が延々続きました。
再生療法と最新の歯科治療というよりは、まったく一般的に行われている歯周治療のおさらいという感じの内容でした。
また、執拗に抜歯をせず、とことん歯周治療で解決を試みる感じがどうも違和感がかなりありました。抜歯をしないという選択はある意味大事ですが、あそこまで無理矢理残してしまうと、患者さんが大変なのではないかな~と逆に心配になりました。今はインプラントという選択もあるので。
今回のDVD研修会は、最新の歯科治療というよりは、「今ままで培ってきた歯科の技術でも十分に対応できますよ」というメッセージでは。。。。。と、私は受け取りました。
まかり間違っても最新の再生医療ではなかったです(苦笑)。
でも、こういったお手軽な研修も悪くはないと感じました。
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