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しろくま先生のブログ
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2010年6月 8日 (火)

よく診るということ

昨日、院内研修を行ったというブログを書きました。

その中で、衛生士さんに拡大鏡を付けて縫合実習を行ったということを書きました。

私が拡大鏡を初めて使ったのはもう10年も前のことです。

最初は、見慣れぬ環境に戸惑い、視野が固定されている為に、車酔いのような症状になり、よく頭が痛くなったものです。

そのとき、講座の先輩達は、拡大鏡の練習で、拡大鏡をしたまま文字を書いたり、技工作業をしたりして必死に練習していました。

そんななか、私が行っていた練習が、今回の縫合だったのです。縫合は裸眼でみても難しい作業です。拡大鏡をつけるとなお一層難しくなります。しかし、縫合はもともと楽しい作業なのです。

衛生士さんも、助手さんも、最初は拡大鏡に苦戦していましたが、そのうち、うまくいかない縫合の方に集中するようになり、すっかり拡大鏡は慣れていました。

あの日以来、拡大鏡を用いて、歯の掃除を行うようになっています。空気を歯肉と歯の間に吹き付けて、中の歯石を確認するようにしてお掃除をすると、かなり効果的なのですが、裸眼ではそれが難しいのです。

今後は、衛生士皆拡大鏡を付けてお掃除を行いますので、より歯周病の効果が上がるだろうと期待しています。

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