患者さんによって成長させられていると実感
毎日、患者さんと歯科治療について、ご相談させて頂いております。
たとえ、忙しくても出来るだけ多くの患者さんとの会話の時間をとっていこうと考えています。
なぜなら、処置する内容は同じでも、そこに至るプロセスは千差万別で、色々な思い、願いがこもっていることが多いからです。
患者さんの話をあまり聞かずに症状だけを聞いて診療を行っていると、治療ではなく、たんに流れ作業のようになってしまうのです。
また、患者さんの話をよくよく聞かせて頂くと、結構診療や経営のヒントになることがたくさんあるのです。
実は、こういうニーズがあるのかとか、こんなサービスを欲しているのかとかがよく分かります。
それに出来るだけ答えてやりたいと思う気持ちが高じて、週末は研修会巡りです(笑)。患者さんの声がなければ、自分で言うのも何ですが、ここまで成長は出来なかったのだと思っています。
それと、もっとも大事なのは、同じ目線(目標)を持っている同業者との会話。ライバルともいえるのですが、研修会に出ている先生達は、自分とは全く違う地域で診療をおこなっています。ですから、なんら気兼ねすることなく、情報交換を行うことが出来ますし、負けたくないという気持ちが明日へのモチベーションにもつながっています。
患者さんのお陰で研修会や読書をするようになり、その研修会では刺激やモチベーションの向上につながっているのですから、まさしく正のスパイラルが出来上がっています。
ですから、患者さんの声は非常にありがたいです。もちろんクレームさえも宝です。おそらく全国どこの歯医者さんも、患者さんの生の声を求めていると思います。
何でも気になることは相談してみてください。
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