アンチエイジング4
私がいつも注目していた選手に元シアトルマリナーズの長谷川選手がいました。彼は独自のクイックな投球モーションで相手バッターを見事に抑えていました。
彼が常に行っていた事は、自分の投球フォームを必ず見直す事と、野球を楽しむこと、それと腹式呼吸でした。マウンドに上がると極度に緊張し、体が硬直してしまいがちですが、彼は腹式呼吸と常に笑顔(負けているときでも)を保ち、「自分は大丈夫」とマインドコントロールを心がけ、相手バッターにも決して焦っている事を分からせない落ち着きを保っていました。
長谷川選手はどの様な場面でも腹式呼吸を使っていたようです。野球の時、トレーニングの時、講演の時、奥さんと言い争いの前(笑)とか。
今回は、体の小さな日本人でもこれさえ使えば太刀打ちできるという腹式呼吸に付いて取り上げます。
今回も「日経おとなのOFF」から取り上げます。
腹式呼吸を使ってわずかな時間で若返る事の出来るそうです。
普段、生活をしている時の呼吸は、全く意識されることはありません。そこで鼻から吸うことを意識しながら腹式呼吸をするのです。たったこれだけで見違えるほど代謝効果を上げてくれるうえ、「今よりベルトの穴1つ縮めることも可能です」。こう語るのは健康科学アドバイザーの福田千晶氏です。加えて精神的な落ち着きをも得ることが出来るというのです。
ところが、一口に「腹式呼吸」と言っても、普段から心がけないと、なかなか身に付かないものらしいのです。逆に言えば、一度体得してしまえば、いかなる時でも使える利点もあるのです。
腹式呼吸をする姿勢は、立っても、座ったままでも構わないそうです。しかも、「朝昼晩と1日3度、リラックス出来たと思える回数でよい」そうです。
まず、鼻からゆっくり吸って、口から吐く。その時、おへそを背中に引き寄せる感覚で吸い込んでゆきます。肩を上下させずに吸うと、より効果は高いです。
「コツがつかめてきたら、いつでも腹式呼吸が出来るように心がけましょう。走ったり、階段などで息が切れているときには、なおさら意識してみましょう。息を吐く時は腹部が出やすいので、腹をへこます感覚で吐ききることが大事です」(前出の福田氏)
生活の中で呼吸法を意識したい場面は食事中にもある。咀嚼中は口呼吸になりやすく、胃の中に空気を取り込んでしまいます。これがゲップの原因にもなります。姿勢を伸ばし口は閉じて噛むこと。これだけでも立派な腹式呼吸になります。
自然に腹式呼吸が身についてきたら、腹筋の鍛錬にも応用が身に付きます。椅子に座った状態で両足を地面から10センチほど離して呼吸してみましょう。実際に試してみると、相当な腹筋で支えなければ続けられない事が分かるでしょう。
このように、腹式呼吸は日常のちょっとした時間を使うだけで良いのです。
腹式呼吸を日常の生活に取り入れるメリットは2つあります。太らない体質を作ることと、姿勢の矯正になることです。
呼吸によって横隔膜が上下、前後に動くために、腹筋に刺激が伝わります。これには内臓をマッサージする効果もあります。単純な仕組みではありますが、「常に内臓に刺激が加わるために、余分な脂肪が付きにくくなります。」(前出の福田氏)
実際に腹式呼吸をして分かるのは、腹筋がかなり刺激されることです。これらに連動して、肋骨の間にある肋間筋や臀部(おしり)の筋肉も使われる事にきずきます。
裏を返せば、姿勢が正しくなければ、腹式呼吸の効果は望めないともいえます。
姿勢を美しく保つためには、もともと腹筋が腹筋が果たす役割は大きい。例えば、腹筋の機能を正常に保てれば過食を抑える事も出来る。姿勢が悪いと胃は縮む。このため食後に姿勢を正した際、初めて食べ過ぎた事に気が付くはずです。
こうした本来の腹筋の機能を回復させるためにも、腹式呼吸は一役買います。なにも激しいトレーニングばかりで腹筋を鍛えなくても良いということです。
呼吸法が変われば、口元が自然に閉まり、表情も引き締まります。さらに姿勢が良くなることで背筋が伸び、相手に与える印象も良くなるはずです。
私も、良く噛む意外に、腹式呼吸も取り入れてみようかと思います。
日ごろ意識てきにするようにしてます。始めたころは加減がわからずに戸惑いましたが、お風呂の中で両方の手でお腹をおさえ鼻から吸いこむとお腹が膨らむ、次は口からゆっくりはきだす、この練習からはいりました。喘息ぎみのときなどとても楽になります。お臍を背中にひきよせる、まさしく実感です。
おねえ様
意識的にしていると、それはいつの間にか習慣化するのですよね。良い状態ですね。うらやましいです。頑張ってください。