追求する人々2
結局勉強会へ着いたのは、10時半でした。
会場は、オフィス街にあるため、日曜日は会場のビルは閉まっていました。
私は、その講演会場は以前良く通った事があるため、裏口から入ることは知っていました。遅れて言ったのにもかかわらず、受付の方が「遠いところ、わざわざすいません。」と非常に恐縮しているので、「恐縮するのはこっちだよ、本当に遅れてすいません」って感じでした。
午前中くまれているのは講義で、午後は実習です。
今回の勉強会の目的は、色彩です。
前回の勉強会でも同じ事をならったのですが、今回も、ダイレクトボンディング法です。メーカーが違うため、コンセプトが少しずつ違います。
今回の勉強会では、短い時間(診療時間)で、虫歯の歯をいかに治療を通して本物の歯の様に形作って行くかということでした。
ここでは、虫歯の下地の色を考慮に入れて、色を選択したり、キャラクタライゼーションといって、いかにも本物っぽく、わざと虫歯の様な色を付けたりしていくことも行いました。
1本の歯の色を、その専門家に見てもらうと、10種類以上の色が使われていることが多く、その識別能力を高める日々の努力が必要なようです。
患者さんにとって、治療した歯をまじまじと観察するのは、おそらく、治療した日がもっとも多く、多くは治療した歯の事は忘れて生活していると思います。しかし、患者さんが歯の治療が気にいらず、気になってしまうような治療を我々歯科医師がしているようでは問題だと思います。
我々歯科医師のこれからの仕事は、患者さんになるべく口の中の事を気にかけないような歯を提供し、満足して食生活を営んでもらうことだと再認識しました。
勉強会では、皆黙々と歯の勉強に勤しんでいました。我々が歯の特性を熟知し、審美を追求していくことで、患者さんの満足が得られ、我々も喜びを分けてもらえるのかもしれないと、勉強会に参加している間ずっと考えていたしろくま先生でした。
いつも読ませていただいております。
しろくま先生のブログを読んでいると
とても勉強熱心で頭が下がります。
それによんでいるととても歯をみがきたくなり
食後でもないのに磨いてしまいます…。
これからもがんばってください!
おすぎ様
歯を磨きたくなるなんて、こんなにうれしいコメントはありません。毎日がんばりますので、応援よろしくお願いします。
先生も活動的なご様子で刺激を受けます。
佐世保ではこの冬初めて雪がちらつきました。でも多分しろくま先生の所の1/100くらいの雪の量じゃないかと。