歯科用ライトセイバー?
今日は、「DENTAL TRIBUNE」紙からのトピックです。
ホワイトニングに関する誤解が少しあるようなので、少し解説。
ホワイトニングの発見は、過酸化尿素と水素を使って歯の消毒を目的に使用されました。その際に偶然に歯が白く漂白されているのを発見してのが最初と言われています。
そのため、ホワイトニングは口腔内の症状を悪くすることが少ないと言われています。
私のホワイトニングの患者さんの中にも、以前より歯の状態が良くなったという方が結構多いです。
で、今回の話題。
マサチューセッツ州ボストンにあるForsyth Instituteの研究者らは、ホワイトニングの際に使用する青いライトが、歯肉の炎症を軽減させることがあると注目している。その青いライトを2分間照射する事によって、マウスウォッシュよりも効果的に、表面の悪性細菌のみを殺す事が可能であると述べています。
青いライトが、歯肉疾患の発症と進行に大きく関わるBBPを、一連の反応を引き起こす事によって殺すと言うのです。
またライトの照射中は患者に与える不快感もいっさいありません。
もしかしたら、ホワイトニングの後に歯の調子はいいと感じたのは、このあたりにも関係あるのかもしれませんね。
ホワイトニングしてから歯を意識するよになり、してよかった、青いライトもいいけど、青い鳥も探そうっと。
凸凹さま
かなり前向きな発言。がんばってください。