しろくま歯科医院 WEBサイトへ

しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
calender

2024年11月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
AED
当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

最近のトラックバック

アーカイブ

リンク



« リカルデントってなに? | メイン | カメラを新調しました。 »

2005年11月23日 (水)

歯科用X線のメリット

Ga 今日の話題は、「DENTAL  TRIBUNE紙」よりのトピックをご紹介いたします。

一般開業医で用いる歯科用のX線といえば、デンタルといわれる歯一本を映し出す小さい物と、パノラマX線といわれる全顎(口の中全部)をとることの出来る2つが主流です。

今回はそのパノラマ撮影で歯科治療以外の検査が出来るというお話です。

このパノラマX線で撮影すると、口腔内に隣接している頸動脈がしばしば撮影されていると言うのです。Academy of  General  Dentistry(AGD)が発行している臨床ジャーナル11、12月号でDovM . Almong博士によるケースレポートが掲載されました。

そのレポートによれば、患者の頸動脈の石灰化が判明し、その患者の初期治療に当たった医師との話で更なる検査のうえ、動脈の80%が閉鎖していた事が証明されました。

危険な状態の患者の病歴を正確にシェアするためには、歯科医が通常の歯科診療のなかで、石灰化の兆候を見落とさない事が重要である

とある。更なる研鑽が必要と言うことです。我々も。

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/161388/5483173

このページへのトラックバック一覧: 歯科用X線のメリット

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。