今後予測される痛み。
この症状は毎年の事なのですが、11月中旬から来年1月半ばくらいまで、原因不明の痛みや歯肉の腫れが出てくる場合があります。
これはたいていの場合、歯の中の歯髄(神経)に原因がある訳では無く、歯根膜といわれる歯と骨との間にある繊維の損傷が原因の場合が多いです。
つまり、師走に向かって、どんどんと身体的精神的にせわしなくなってしまい、知らず知らずの内にストレスが発生し、そのストレス発散の為に食いしばりを無意識に行ってしまう為の「歯根膜痛」といわれるものです。
また、気温が下がり、それに比例する様に室内の温度が上昇して行くと、体内の温度の一緒に上昇して行きますので、それに伴い口腔内の温度も上昇し、歯垢、歯石等の原因となる口腔内常在菌の動きも活発となり歯肉の炎症が発生しやすくなります。
ただ、免疫低下の為の虫歯の悪化の可能性の考えられますので、歯科医への早めの受診をお勧めいたします。
こういう症状って、大抵、大晦日の歯医者が終わったときに痛みが酷くなるというのは相場が決まっていますので(苦笑)
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