ササクレ。
娘や息子を塾へ送っていく時に色々と話をすることがあります。
大抵は今抱えている悩みについてです。
多くの経験を積んだ大人にとっては、どうって事のない小さな事でも、当の本人達にとっては大問題なのです(私が大先輩に悩みを相談しても、「そんな事たいした問題ではない」といわれてしまうのと一緒です)。
頭ごなし大人の権限を利用して、決めつけ、押しつけで話してしまうと、大抵悩みの沼へ入り込んでしまうので、似たようなたとえ話をして、自分で解決させるように仕向けて子供達と会話をすると、話が弾みます。
自分もそうなのですが、悩んでいる時の悩みは、深い深いクレバスの様に底が見えないのですが、他人からみたらたいした事無い水溜まりみたいなものなのです。
今回、子供達と話したのは、「人間の悩みは大抵、未来に笑って振り返られるものだと思う。例えるなら指のササクレのようなもの。たいした事無いけど、ササクレが出来てしまった本人は酷く生活が不自由になる。悩みは自分でキチンと向き直ってお座なりにせずちゃんと解決して前にすすみなよ」って行ってます。時には辛抱も必要だよっても付け加えておきました。
問題を避けて通る人生よりも解決して次へ進む生き方をして欲しいものです。
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