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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2024年9月16日 (月)

N1 System認定コース。

8月28日水曜日の夜7時から仙台のTKPガーデンシティにて、ノーベルバイオケア社の新しいインプラント「N1システム」のライセンス認定コースに参加してきました。

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このインプラントはノーベルバイオケア社のインプラントを使用する全てのDrが使える訳では無く、認定制を採用していて、メーカーが指定する認定コースを受講しないと購入出来ない仕組みとなっております。

今回のこのインプラントを始めて知り、じっくりとマニュアル等を読み込むと、既成のインプラントとはまったく違う特殊で難しいインプラントというのが分かりました。しかし、考えれば考えるほど、現在の暴走したインプラント業界に一石を投じるものに成ることは明白だったのです。

会場が仙台で、研修終了が夜の10時を越える事を考えると、下手をすると宿泊の可能性があると考えて車で仙台の会場へ向かう事にしました。私はスピードを出すタイプのドライバーでは無いので3時間の余裕を持って医院を出発しました。

平日の高速でしたが、そこそこ混雑していて運転には慎重にならざろう得ませんでした。

何とか6時半に仙台に到着し、余裕をもって会場入りする事が出来ました。

講師は岩手でご開業の小岩先生。

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一般的なノーベルバイオケア社のインプラントと今回のN1インプラントを比較し、利点欠点を詳しく説明してくれました。

インプラントの埋入実習ではさらにN1インプラントの特性を理解する事が出来ました。

このインプラントが特別な理由として、インプラントと形成用のドリルが一緒にパックされているのです。

つまり、インプラントのドリルはその都度新しいものを使用する仕組みでなのです。しかも形成のドリルが一般的には4〜5本使用するのに対し、2本しか使用しないのです。

骨に穴を開ける形成も、削っているというより、畑を耕す感じで骨に全く熱を与えずに形勢窩を明けていきます。いつもなら、インプラントを埋入する方向を間違ったとしても2〜3本のインプラントドリルで修正が可能なのですが、今回は2本しかドリルを使用しないので、一発必中の正確さが求められるのです。その為に認定制なのだと思いました。

私はインプラントに関しては、もう25年以上手がけていますので手術中の迷いはありませんし、ガイドシステムを必ず使用して行いますので、自分には合っているインプラントシステムだと思いました。

ただ、欠点は2本のドリルということと、インプラントの長さが私がいつも使っているインプラントよりも短いという点です。

これは、骨が硬すぎるインプラントにはあまる向かない可能性があります。手術中骨が硬くてドリルが先に進まないと出来ません。そのため、講師の小岩先生は手術中骨質によってはインプラントシステムを変更しても良いかもとおしゃって今した。これには私は賛成です。骨質に左右されるにで、長いインプラントは仕様にないのかもしれません。

ただ、素晴らしインプラントには間違いないので、早速導入の検討を始めたいと思います。

研修を終えたのは10時を過ぎてしまいました。診療を4時に抜け出して、何もお腹に入れていなかったのでかなりの空腹でした。

11時近くで仙台で開いているお店はファミレスくらいしか無かったので、びっくりドンキーでサラダを多めに取り、久々にハンバーグを頂きました。夜のハンバーグはかなりもたれました。

夜中のハンバーグは控えないとね。

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