シークエンシャル咬合入門書。
今の私の咬合(噛み合わせ)の基礎となっているシークエンシャル咬合の理念を習得している時は、本当に大変でした(苦笑)。
それなりに咬合には自信があったのですが、まるで新しい言葉を習っている時の様にちんぷんかんぷん(苦笑)でした。それでも、これしか自分には無いと言い聞かせてとにかく石に齧り付いても物にしたくて頑張りました。
勉強を開始して、1年半くらい経過してからようやく、理解し始めて、そこからはどんどん知識以外にスキル(技術)の練習を開始しました。今でも技術は褒めらたものではありませんが、その拙い知識でも多くの患者さんを救う事が出来ました。
世の中の歯科界には数多な咬合理論がありますが、私には一番しっくりとくるのは、このシークエンシャル咬合だと自負しております。
今、もう一度基礎からやり直そうと思いまして、勉強し直しております。理解は出来ますが、まだまだ難しい理論でやりがいを感じております。
一人で、診療以外の時間で勉強していると、どうしても行きずまりを感じてしまい沼にはまってしまうのです。そんな時に、この理論を勉強しようと思ったときに購入した初心者向けの入門書の様な本があったなと思い出し、再度読み返してみようと思ったのです。
当時は、難しくて苦戦した内容も、現在は患者さんに実践している内容なので、スポンジが水を吸収する様に頭に入ってきます。
基礎的な内容ですが、実際に行動に移した後の再読は、面白いくらい理解できます。
入門書など馬鹿にしないで今後も一度勉強の内容を振り返りたい時には入門書などにも戻っているのも良いと感じた勉強方法でした。
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