医療崩壊
新型コロナウィルスによる医療崩壊の足音が片田舎の私達一開業医にも聞こえてくるようになって来ました。
医療用具、特にディスポと呼ばれる使い捨て用のものはアジア地域で生産されている場合が多いのです。
コロナウィルス問題が起きてから、これらの地域の生産工場が軒並み生産をストップしてしまっているのです。
もともと、特定の人が日常的に使用する規模の量しか生産していなかったマスク等が全国民が一斉に買いに走った為に品薄になり、入手困難となる自体になったりもしました。
後は、薬品やアルコール消毒剤を入れる容器もアジア地域で生産される事が多く、中身のアルコールはあるけど、容器が不足したり等々、問題が山積みです。
当院ではグローブの在庫の底が見えてきて、ちょっとヒヤヒヤしています。
国産のグローブは生産を続けていますが、取り合いの状態のため、いつ当院に順番が回ってくるか。
正直それらの品々が無くなり次第、診療は強制停止です。
何度も言うようですが、一刻も早くコロナが終息してくれることが祈るばかりです。
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