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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2018年1月15日 (月)

スプリント作製

先日こんな記事を書きました。
そうなのです。歯が痛いのです。
それも、噛んだときだけ(苦笑)。
何もしなくても歯がズキズキと痛み出す場合は、歯自体が痛みを発しているシグナルなのですが(たぶん)、噛んだときだけ痛みが出るのは歯に原因があるのではなく、歯周組織に問題がある可能性が高いと個人的には思っています。
歯周組織というのは、歯の周りって意味で、軟組織と硬組織に分けられます。
軟組織には歯肉、歯根膜(歯を支えるバネ、かみ応えのセンサーみたいなもの)。硬組織にはセメント質、歯槽骨の合計4つです。そのため、私の場合の歯痛は噛んだときだけなので、歯肉か歯根膜かセメント質か歯槽骨のどれかが原因と考えられます。
私は自分の子供の歯は磨きませんが(奧さん担当。ほんとごめんなさい)、自分の歯や歯肉は徹底的に磨きます(奧さんは歯磨きの時間が短すぎって非難されますが・・・汗)。そのため歯肉では無い(断言)。
歯槽骨(歯を支えている骨)は、去年の秋に私の全顎的X線写真を従業員に撮影して貰って確認済み。セメント質の異常は、歯と歯肉の境目付近に腫瘍の様な腫れが出現しますが、それが出現する前には必ず歯根膜の破壊が出てからなので、多少の歯の動揺が出るはずです。
歯根膜の破壊が起きると噛むと痛みが出たり、一時的に知覚過敏が激しく出たりします。
私の場合は体調不良のために肉体的な脳内ストレスが掛かっていたので、それを解消するために睡眠中に歯ぎしりが強く起こってしまったと考えるのが一般的です。
そのため、重い腰を上げてスプリント(一般的にマウスピースと呼んでいるものです)を作製することにしました。
マウスピースはボクシングの時も使用する様に、歯に強い衝撃が加わっても歯に為害性が少しでも少なくなるようにするためのものです。
歯科様マウスピース(スプリント)も、歯ぎしりという歯にかかる為害性を取り除くものです。
歯ぎしりにより、歯根膜が捻挫してしまったため、マウスピースというギブスをすると思って頂ければわかりやすいかな(分かりにくいかな????)。
で、自分自身で自分の歯の型を取りました。
で、マウスピースを作製しました(笑)。
早速自分の口にマウスピースを装着してみました。
思いっきりマウスピースが変形していました(涙)。
やはり、自分で型を取っては行けませんね。
勉強になりました。
ああ〜〜〜また歯が痛くなりそう・・・・・。

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