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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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2018年1月 9日 (火)

夜中の歯ぎしり。

昨晩、自分の歯痛で目が覚めました。
その痛みが出た部位が上顎の小臼歯部。
エビエデンス(科学的根拠)は無いのですが(苦笑)、キチンと歯磨きしていて歯石等全く付着していなくても虫歯が多い部位は、多分上顎の小臼歯なんじゃないかなって思っています。
それは、睡眠中の歯ぎしりで一番負担が掛かりやすい部位が小臼歯や犬歯だと思うからです。
この歯痛は歯根膜痛と呼ばれる、歯を支えている骨との間に介在しているバネが歯ぎしりによって捻挫の様な状態に成ることにより発生するものと思われます。
この状態の時の痛みは、捻挫と一緒で固定と歯の使用頻度を落とすことによって、徐々に痛みが緩和されてきますから、間違っても神経を抜くような処置は慎重におこなわなければいけません。
歯ぎしり防止と固定を同時に行う事が出来るのはスプリント、いわゆるマウスピースを装着して頂く事です。
私は自分のマウスピースを先日、紛失してしまったので、時間を見つけてまた作製しないといけませんね。
患者さんのマウスピースは毎日作っているのに、自分のマウスピースは後回しになっちゃうんですよね。
困った事に(苦笑)。

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