インプラントカンファレンス
昨晩は早めに診療を切り上げ、奥羽大学のインプラントカンファレンスに参加して来ました。
大学では普通の時間だと思うのですが、開業医にはやや早めの時間帯の設定で、早足で駆けつけないと間に合わないのです(汗!!)。
昨晩は2症例のカンファレンスが行われていました。
いつもこのカンファレンスで考える事は、大学病院での役割についてです。
どうしても、紹介歯科医院の意向にそった状態に沿うため治療に規制が出てしまうのが残念な気がします。
つまり失った原因を治さずにインプラント治療だけを行っているのです。
インプラントの手術が行われると言うことは、歯を失っていると言うことです。
失ってしまった原因を見つけて処置しないと大変な事になってしまうといつも思うのです。
だって、自分の歯ですら持たなかったのに、人工物でもあるインプラントが過酷な環境にある口腔内で失われず保つ事が出来るのか??という疑問です。
しかし、紹介医がインプラント以外の歯を治療しているので噛み合わせ等が大学で治す事が出来ないジレンマ。
だから、患者さんに最大限の説明と歯を失った原因を丁寧に説明しないと行けないのだろうな。大変な仕事です。
私達開業医はある程度(自分が分かる最大限)、歯をロストした原因を探れてインプラントと一緒に治せるのでその辺のメリットは大学病院よりもメリットはあるのかな?と感じたり。
ただ、大学にお任せしないと行けない症例も必ずあるので、担当医の先生と綿密な打ち合わせが必要がありますね、これは。
しかし、他の先生の症例を診るというのは大変勉強になります。
今後もカンファレンスには通って行きたいと思います。
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