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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2017年8月 5日 (土)

ポテンシャルが下がるから止めた方がいいって。

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モンスターペイシェントって知っていますか?
何でも無いこと(いつもなら問題にならない事)を大袈裟に取り上げて、執拗にクレームを付けてくる患者さんの事です。
各医療機関でも必ず何名かのモンスターペイシェントを抱えているというデータもあります。
彼ら(彼女ら)に共通している事は、「ここを、こうしてちょうだい」とか「ここを詰めてくれるだけ、付けてくれるだけでいいから」と虫歯に至る原因も診断も関係なく命令口調で言ってきます。
で、それが再び外れると烈火のごとくクレームを言ってくる。
そりゃそうですよ。原因も糞もなくただ付けただけなんですから(原因を説明しようとすると、いいから、いいからって遮っているし)。
やはり、医療(どんな商売でもそうですけど)というのは人対人ですから、感情が働きます。
モノを売っている商売ではなく技術を生業にしているので、どうしてもそういう患者さんは「当たらず触らず」という消極的な治療になってしまいます。
だって、医者も人間ですから患者さんと喧嘩したくないし、文句を言われてまで治療はしたくはありません。
消極的な治療というのは、治療の質としてはあまり良くありません。現状維持かそれ以下。要するに上から目線の「お客様は神様じゃねーのか」的な患者さんには良い医療は難しいです。
こんなにはっきり書いてしまっていいのかとも思いますが、本当の事なのでしょうが無いです。
何度も書きますが、技術を生業にしていて、物販ではないのです。患者さんと医者がWIN・WINの関係が一番いいと思います。
最近の事ですが、ものすごく丁寧に、しかも医療費がすこしでも安く済むように提案させてもらった所、「そんな難しい事を言って、私を馬鹿にしているんでしょっ」て患者さんがいましたが、本当に困りました。説明しても怒られるし、説明しないとまた怒られるし。
ほんと、因果な商売です。まったく。
今日はちょっと辛口本音トークブログでした。