思い出した。
自分で開業したり、仕事のチームリーダーだったり、責任を任されている方というのはどんな職種でも同じだと思うのですが、仕事 (私の場合は治療と言うことになります)が急激に少なくなると焦ると思うのです。
私も開業したばかりの頃は、長いこと学生をしていましたし(本当に長いことです。。。しみじみ)、社会人の生活など経験したことなどなかったので、社会の仕組みや税の仕組み、人の流れなどまったく知るよしも無かったのです。
そのため、毎日が戦いの連続でした。最も辛かったのは、世知辛い話しになりますが、お金を稼ぐ術を知らないのに、借金が山のようにある。本当に毎日が大変で、明日入金しなければいけないのに入金するお金が無い。寸前の所で自費の治療が入り急場をしのいだことなど何度もありました。
そんなときです。このブログを始めたのは。
とにかく毎日、歯科医学書とビジネス書を交互に読み、学ぶ毎日。
しかし、毎日の診療生活ではどうしても『空』の時間が出来てしまうのです。キャンセルや予約が埋まらなかった時の事です。そんなときに、とあるビジネス書に書いてあった事なのですが、仕事は待っていても駄目。自分から作っていく事が大事である。って書いてあったのです。そのため私は、ブログで勉強とタイピングの練習と称して毎日書きました。これを自分の仕事と決めて。約8年間は一日も欠かさず長い長い歯科の勉強のブログを書いていたと思います。
これをすると気持ちが落ち着くんです。治療はしていないけど仕事はしているっていう安心感。これがあったから慌てずに続けてこられたかもしれません。
そんなブログですが、そのうち、ブログを書く事が生活のペースを維持出来る事に気がついたのです。
ただ、ブログって一日でもサボってしまうともう駄目です。張っていた緊張が切れたようにブログの更新は滞ってしまうんですね。
最近では、月2〜3回の更新がやっとという感じでした。
ただ、最近、ちょっと頑張って頻繁に更新しています。すると昔の様な張りがあり生活にリズムのある生活がちょっと出来るようになってきました。
ブログを書かなければならないっていう緊張と時間配分を考えなければならないからだとは思うのですが、今後は少しブログを書く機会を増やしてみようかなと思っています。
生活の張りのために。
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