単純化に徹する
開業したての頃の患者さんがお見えになり、ふたたび口腔内を診せて頂くと、とても恥ずかしくなります。
良くもまあ、こんな治療をしていたなと。
最近、多くの先生達をお話をする機会が増えてきたのですが、皆さん口をそろえておっしゃることは、術式の簡素化です。
これは手を抜いているということではなくて、ミスを減らすべく、余計なことはしないということです。
シンプルにシンプルに物事(治療も)を考えていくと、使う機材も少なくできるし、時間も短縮できます。
開業したてのころは、かなり尖っていたのか、やらなくても良い治療までやっていた気がします。
それで新たな問題が生まれたり、患者さんに苦痛を与えたり。
丁寧に同じ事をきちんと毎日行う。生活の中でもそうですが、これが一番です。治療でも。
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