茄子 アンダルシアの夏
本格的に自転車を始めてから、自転車に関する書物を読み始めている。
まずはランスアームストロング関係。
睾丸癌に罹りながらも、それを克服し、ツールドフランス伝説の7連覇の偉業を達成したアメリカ人。
その流れで、ツールドフランスの歴史やそれにまつわる事項を調べ始め、そこから脱線し、自転車ロードレースに関する事も調べ始めた。そうするうちに、ヴェルタ・ア・エスパーニャというレースがあの『茄子 アンダルシアの夏』の舞台だということが分かる。
以前は、自転車の事など分からず、主人公のペペの声をあの大泉洋がやっているというだけで見ていたあの映画が、いまありありと脳裏のよみがえってきた。
というわけで、いそいそとDVDを借りてきました。
ロードレースの醍醐味は、個人の優勝は目指さないということ。
チームのエースを勝たせることが、最大の目標なのです。そのため、ほとんどのレーサーはエースのアシストを仕事にしているといっても過言ではありません。エースの風よけになったり、水や補給食を運んだり。
今回の主人公ペペもそんなアシストの一人。エースをアシストするために、集団の攪乱のために果敢にも一人飛び出す。しかし、エースの落車というアクシデント。ペペは、エースのアシストという仕事から、急遽『このレースに勝て』との命令を受ける。しかし、攪乱のアタックためにペダルを踏み込む足はもうそんなに残っていない・・・。
ペペの地元で行われるこのレース。兄との確執を背景に、ペペはチームのため、そして自分のためにペダルを強く踏み込みます。
ロードレースをよく理解してからの干渉だったため、とてもおもしろく観ることができました。
GW中、体調がよければまた自転車に乗ろう。
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