ハート・ロッカー
奥さんは子供たちをつれて、里帰りしているので、私は昼からDVD鑑賞。
で、鑑賞したのはローランドエメリッヒ監督の『2012』。マヤ文明の2012年人類滅亡説を話の軸に話は展開していく。
このDVDを鑑賞しよと思ったきっかけは、主演のジョン・キューザックの大ファンだからなのです。
話の展開は、「そんな、馬鹿な・・・」といういつものハリウッドてんこ盛りな内容なのですが、こういうのはとても好き。でも救いの少ない映画はちょっと疲れる。
その後、部屋の掃除を行い、4時に外出することに。
昨日は、とても天気が良いので車の屋根をオープンにして、目的は福島の映画館へ。地元郡山の映画館は、アカデミー賞を取ったからといって、上映はしてくれないのです。なぜか。
監督賞、作品賞など6冠をとっても、キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』は上映してくれないのです。
インターネット上の映画評を読むと、絶対映画館で見るべしという感想が非常に多い。
で、そのハート・ロッカー。
イラクを舞台にした現実も続いている戦争の映画。爆弾処理というあまりなじみのないテーマ。主人公は、今問題となっている戦争中毒をテーマにしているのだなと、個人的には思った。
主人公のジェームス二等軍曹は、皆が恐れる爆発物処理を淡々と処理していく。しかも軽装で。これは、私が思うに完全に危険な状況になれすぎてしまい、危険な感覚が麻痺してしまい、一般の社会生活がおくれず、危険な戦争を自然に求めてしまうのではないのかと予想した。一種の麻薬のような。
この映画、政治的なメッセージはほとんどない。
午前中に鑑賞した「2012」とは違い、超現実。
しかし、昨日鑑賞した映画。全てが疲れるものでした。
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