メディカルインタビューの重要性
1月18日に新人の中山先生と共に、雪深い会津若松へ講演を聴いてきました。
講師の先生は、私の母校である東京歯科大学口腔インプラント学研究室の矢島安朝教授です。
私はこれからの医療には、このメディカルインタビューは必須の技術と考えています。
では、このメディカルインタビューとはいったいどんな技術かと言えば、『医療面接』すなわち、言葉で患者さんをケアし、信頼関係を築いていくという技術です。
わざわざ、患者さんの気にしている言葉を喋る必要も無いわけですし、患者さんに不快な気分にさせる必要も無いわけです。
それより、患者さんとの信頼関係を大事にして、過去よりも未来へ向けて前向きに治療に取り組んだ方が、患者さん的にも、私たち医療従事者にも大いにプラスです。この技術を確立したのが、メディカルインタビューです。
しかし、この基本的な技術を若い先生達に教えても、ただ単純におきまりの用に受け答えしていたのでは、マニュアル化されたファーストフードの『いらっしゃいませ★★★★へよーこそ!』と何ら変わりはないので、そこから先は経験を積んで心のある受け答えを学んでいくしかないのかもしれません。
ちなみに、このメディカルインタビューは、インフォームドコンセントとは同じではありません。インフォームドコンセントがメディカルインタビューの要になることは間違いありませんが、それが全てではありません。
これをお読みになっている医療関係者の方で、メディカルインタビューに興味がある方は、これをお読みになってみてください。
すっごい興味があります!
ぜひに、その本を読んでみようと思います。