歯と香り
11月中にあった研修会でのことなのですが、研修会後、参加した若手の先生達と、『どうしたら本当に患者さんのためになるのか』と熱くディスカッションしました。
その時に出てきた一つの意見として、3つのキーワードが出てきました。
『技術・時間・サービス』
これら3つの事に絞って話しを展開させていったのですが、今回は、その中で『サービス』について話しをしていきたいと思います。
患者さんに気持ちよくリラックスした環境を提供して行かないといけないという話しの展開になりました。それぞれ、自分がしているサービスの事を話しあいました。
その中で私の頭に残っている言葉は、『歯科は患者さんが勇気を振り絞って来院する場所。少しでも不安を取り除きたいので、院内にかける音楽と香りに気をつけている』
確かに、歯科医院は独自の匂いと緊張感がありますから、私も改善したいとおもって、まずは院内にかける音楽を変えてみました。今は、なにが患者さんがリラックス出来るかを模索中ですが、今度、研修会の仲間に出会ったら、結果を話し合いたいとおもっています。しかし、術者の私が、音楽を変えた事による効果が絶大で、まず自分がリラックスしてしまっています。
次ぎに考えたのは、『香り』です。
香りを提案した先生は、院内にアロマを焚いているそうです。これもかなりの鎮静・リラックス効果が出ているらしく、私も早速、院内にアロマを取り入れるべく研究を始めました。しかし、本格的なアロマの機材は70万円近くしてしまうので、さすがに手が出ません。その高い機種の下位機種が手頃な値段で購入出来そうなので、早速予約をしました。しかし、どんな香りが歯科医院に良いのか思案し、悩んでいました。
そんなとき、東京都足立区で開業されている千葉栄一先生が先生の著書『歯と香り』という本を送ってくれました。千葉先生とのおつき合いは、私がこのブログで先生お著書を取り上げたことをきっかけにおつき合いが始まりました。
まさに私が今一番読みたい事項の本だったので、とてもびっくりしました。
この本をきっかけに、さらに患者さんによい治療環境を提供できるように頑張りたいです。今年も残り少ないですが、全力で頑張ります。
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