パパとママ 口の形は同じ?
本日は、松矢先生、古郷先生の共著『のどちんこの話し』よりお届けいたします。
◇パパとママ 口の形は同じ
音声における『のどちんこ』の役割を象徴するのは、「パパ」と「ママ」を発音するするときの比較です。
皆さん息を出さずに「パパ」といってみてください。口や舌の形が、「ママ」と言っているときと全く同じであることが気がつくと思います。しかし、声をだすと一方が「パパ」になり、一方が「ママ」になるのです。
これは、「ママ」では「のどちんこ」が、呼気が鼻へ抜けることを許し、「パパ」では口へ抜ける空気の圧力が増し、唇に圧力がかかり、上唇と下唇が離れる時に破裂音となって「パパ」となるのです。
「のどちんこ」の働きがないと、「パパ」は「ママ」になってしまうのです。この呼気が鼻へ抜けることを許さない働きを「鼻咽腔閉鎖」という聞き慣れないという聞き慣れない専門用語でいうのです。
だれも「パパ」というときに「鼻咽腔を閉めて、口唇に空気の圧力をかけて」と意識は全くしていないと思います。しかし、自然にそのように出来る人が能力の不思議なところでしょう。
「ママ」「マンマ」という言葉は、比較的容易に、先に赤ちゃんにみられるようになってきますが、気道を調節できることが分かってくると、自然に「パパ」と言えるようになるのです。
聴覚で「パパ」という言葉を聴いていいるだけで、今度は調節機構を把握できるというという人の能力の偉大さに感激しませんか?
「パパ」「ママ」という赤ちゃんの発する最初の言葉は、神が与えた人の能力の偉大さの象徴ともいえるでしょう。
参考文献 のどちんこの話し 松矢篤三 古郷幹彦 共著 医歯薬出版
猪狩さんお久しぶりです。テニス部で可愛がって頂いた吉田です(横矢や斉藤と同期の)。お元気そうで何よりです。ネットサーフィン中にふと先生のホームページに辿り着きました。最近テニスしてますか?
お~~、吉田くん!!元気ですか?
たぶん、世界一ハンサムだといまでも思っているのですが、なぜ、そんなにカッコがよいのに性格は三枚目なのですか?
まあ、いいや。
テニスはもう辞めました。やっと才能が無いことにきがつきました。