親になってみて
昨年の12月に娘が誕生して、私も親になりました。
親になってみて分かってことがとても多く、人間的にも成長できたのではないかと思っています。
親になる前は、考え方も自己中心的で、一人よがりの部分があったのですが、親になってからは、責任の意味が初めて分かった気がします。
診療面でも大きな進歩がありました。
子供を診療するときの心の変化です。
今までと診療内容は全く変わらないのですが、気持ちがこもっている感じがします。
親の気持ちが分かるので、少しでも痛くなく、優しく治療しなくてはいけないと考えます。
それと、子供の泣き声が全く気にならなくなりました。
幾ら子供が騒いでも、『うるさい』という気持ちではなく、『元気でほほえましい』という気持ちになってしまいます。
もちろん、それは子供だけではなく、親や大人の治療にも向けられています。
この人も人の親であり、子供なんだなと思うと、どうしても優しく丁寧に接してしまいます。
子供が生まれただけで、これだけ気持ちの持ちように変化があるのですから、子供は偉大です。
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