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2007年12月12日 (水)

美人の条件2

昨日の続きです。

日本にも、美人の色香に迷い、城や国を滅ぼす意味の「傾城(けいせい)」という言葉があります。これはもともと中国の「漢書外威傳(がいいでん)」にある「北方有佳人、絶世面獨立、一顧傾城人國」の傾城を合わせた言葉です。

この言葉は、わが国では主に京都島原の太夫や江戸新吉原の花魁など絶世の美人を指して言ったのです。

これと同時に、美人の誘惑を戒めた言葉でもあります。

さて、鼻には動的機能はほとんどありませんが、顔の中心に立体的に存在していますので、正面からは、その個性的形態を充分に観察しにくいものです。その証拠に、写真や絵画、特に日本の浮世絵は見あたりません。したがって、美女の第三条件は、個々の顔の構成要素が一つ一つ良くなければならないということになります。これが顔つきというもので、自分の人生の歴史の中で作られるものです。

以上の条件に合わないからといって悲観することはありません。最近の女性美として、オカルト美女というものが東京の赤坂、六本木あたりでもてはやされたといいます。通称、オカルトOccultとは超自然的な現象や作用(原義は神秘的な)という意味の英語です。

わが国では、超能力とか呪術というニュアンスで用いられています。言葉の意味からすれば、当然、神秘的な絶世の美女の事と思いますが、実は顔を構成する瞼、鼻、口など部分的にその形態を見ますと、決して良い型とは思われない、むしろブスの中に入るとしか思えないのに、全体的には何となく、それなりに見られる顔で、しかも、その雰囲気のなかには、なにやら怪しい色気さえも漂う。。。。。。。そんな女性をいうのです。

諸姉の中に、顔について劣等感を持っておられる方、心配はいりません。ファッション(流行)は度々繰り返されるものですから、その流行の波に乗れないからといって悲観する必要はありません。いつの日か、あなたの顔が美人の代表となることもあるからです。うわべの流行に惑わされず、心の美を求めれば、美人でなくとも「美しい女性」になることが出来るでしょう。ただし、顔の表情は噛む習慣によって培われることを忘れてはいけません。

明日へ続きます。

参考文献 噛む 歯は命 長谷川正康著 求龍堂

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加齢とともに心の美人に・・・かしら。

by わいわいわい | 2007/12/12 9:16:45

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