日本歯科医師会からの報告
毎月、日本歯科医師会から広報誌「日歯広報」というものが送られてきます。
その中に、いくつかの報告がしてありましたので、ここでご紹介いたします。
平成17年患者調査の概況
平成17年(2005)患者調査の概況が昨年12月7日(木)、厚生省から公表されました。
調査の結果、歯科診療所の推計患者数(調査日に受療した患者数)は127万7千人で、平成14年の114万8千人よりも12万9千人の増加、病院と一般診療所を含めた外来患者数総数の18%でした。
男女別に見ると男54万9千人、女72万8千人、年齢階級別に見ると60~64歳が13万2千人でもっとも多く、以下、55~59歳12万8千人、70~74歳は12万1千人に順でした。
75歳以上は合計で13万4千人でしたが、年齢階級の上昇に伴い、推計患者数も減少していました。
なお、訪問診療を受けた推定患者数は3千人でした。
この統計で分かるのは、やはり、歯の寿命との関係です。歯は一般的に45~50年の寿命しかないと言われています。しかし、歯科医療の進歩によって多くの歯がその寿命を延ばしています。しかし、60歳半ばになると歯にも少し疲れが見え始め、この結果になったと思います。年齢が高くなると歯科の受診率が下がるのは、私の推定ですが、入れ歯になってしまったために、歯科の受診率が下がってしまったとの気もいたします。
私の年齢が一番患者数が多い
入れ歯にならないように自覚します。