イッカククジラの歯
今回、明日と2回に続けて、「DENTAL TRIBUNE紙」からのトピックです。
今日は個人的にとても興味深い内容だったので、取り上げてみます。
私はまだ写真でしか見たことが無く、動く映像は見たことがないのです。イッカククジラ。
2005年12月、カリフォルニア州サンディエゴで開催された第16回海生哺乳類生物学隔年会議で、イッカククジラについて驚くべきニュースが発表されました。
イッカククジラは、その頭にある長い歯(というか牙)から、ユニコーンクジラとしても知られています。
ハーバード大学歯学部の研究者であるMartin Nweeia博士によると、イッカククジラの歯には、中枢神経から外面にかけて伸びる1,000万本もの極めて小さな神経ネットワークがあるという事がわかりました。
これは、歯の流体力学センサー能力によりイッカククジラが、粒子勾配や圧力、温度といった水中の変化を感知するのに役立つろいうのです。
またイッカククジラが互いに歯をこすり合わせる性質がことを考えると、イッカククジラについてユニークな解釈が生まれる事になりそうです。
耳にしたことのないクジラ
どんな隠れた威力がでてくるのか
お楽しみ。