帯状疱疹
子どもの頃に良くかかる病気のひとつが、水ぼうそう(水痘)です。
私も遠い過去にかかった思い出があります。体中が熱くて、「うんうん・・・」とうなっていた記憶があります。
私は昔から、風邪になると缶詰の白桃が食べたくなってしまうのです。なぜでしょうか?黄桃では駄目なのです。この習慣は今でも同じです。皆さんは、体調が悪いと何を食べたくなってしまうのでしょうか?今度良ければコメントに教えてください。
きっとおもしろいデータが出ると思います。
話題が少し脱線してしまいました。
今日は最近罹患率が増えている「帯状疱疹」に付いてです。
帯状疱疹にふれる前に、水ぼうそうに付いて少しふれておきたいのですが、この病気はウィルス性の病気で、一度発症して治ってしまうと一生感染しません。
ところが、そのときウィルスは死んでしまったのでは無く、長い間体の中の神経の中に潜り込んでいます。
このウィルスが病気の時や体調が悪いとき、あるいは、加齢による免疫低下などによる抵抗力が落ちてきたとき、再び活動を始めることがあります。
これが「帯状疱疹」です。
ただし、子どもの頃に水ぼうそうにかかったと言っても、必ずしも帯状疱疹になるわけではありません。10人に1~2人の確立です。
帯状疱疹の症状はどのようなものなのでしょうか
帯状疱疹はその名の通り、身体の神経の通っている部分に帯状に左右どちらかにあらわれます。
はじめは、ピリピリ・チクチクとした痛みから始まり、しばらくするとその部分は赤くなり、やがて水ぶくれの様になり、神経痛のような激しい痛みを伴います。
一番多い症状は肋間神経のある胸から背中にかけてです。顔面のある三叉神経に沿って現れる場合は、失明や顔面神経麻痺をともなう事もありますので、特に注意が必要です。
この他、下腹部、腕、足、お尻の下などにも現れやすいです。
痛みが始まってから水ぶくれが治るまでの間は通常3週間から1ヶ月間くらいです。痛みは水ぶくれが治る頃に消えますが、治った後も長期にわたってしつこく痛む事があります。これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、高齢者に多いです。
では、自分で帯状疱疹かどうかのチェックですが、まず自分の体の左右どちらかにピリピリ、チクチクした痛みがあったり、痛い部分が帯状に赤くなり、やがて水ぶくれになりひどく痛む場合は、帯状疱疹の疑いがあります。
では、どのようにして帯状疱疹を予防するかといえば、残念ながら完全な予防法はありません。ストレスや抵抗力低下が原因のため、日頃から栄養と睡眠を十分に取り、適度に運動を行うなど、体の健康に気を配り、体力を低下させない事がもっとも大切です。
もし、帯状疱疹にかかってしまったら、皮膚科を受診するか、三叉神経痛など顔面の症状が出た場合は、病院の口腔外科等をすぐに受診することをおすすめいたします。
私も水ぼうそうにかかっているので、帯状疱疹にかかるおそれがあります。心身の健康を常に心がけていこうと思います。
小学生のとき、真冬に熱を出しその時スイカを食べたいと言い出し母が町中を探し歩いて買ってきてくれた事を思い出しました。その母も40代にお乳の下ぐるっと帯状に赤くなり,内科医の父が、痛いだろうと手当をした事も思い出した次第で,帯状疱疹について良くわかりました。
yyy様
コメントありがとうございます。
非常に良い話ですね。親子の愛情を感じます。良いご両親だったのですね。
バナナかポカリスエットです。
ハーゲンダッツのアイスクリームです。ん?背中にチクチクピリピリって、しょっちゅう。あら予備軍だろか。「コリ」だと思ってました。気を楽~にして、健康に気つけねば。
拉麺家族さま
コメントありがとうございます。
これは、非常に合理的な食べ物ですね。
風邪が早く治りそうです。
ふかまち さま
これはいいですね。私も食べたいです。
まだまだ風邪の時に食べたいものを募集しております。
皆さんは、何を食べたいですか?風邪をひいたときには。