半年間待ちました。
私の父が他界した時に母から「父親が診療時にいつも使っていたペンだよ」といって貰ったことがあったのです。しかし、残念ながら型が古すぎてボールペンの芯が売っていなかったのです。
そこで、私も同じく開業前に自分で診療用のボールペンを購入したのです。開業前で貧乏だったのですが、ずっと使うつもりで少し高価なモンブランのものを購入しました。
でも、この選択は大正解でした。定番の商品だったので、いつでも修理出来るし替え芯もどこでも買えるし。
開業20年目ですが、1回修理しました。で、今年の初めにこのブログでも書きましたがペン先にヒビが入ってしまったため修理に出したのです。
ただ、世界的な貿易の不安定さの為に日本にスペアパーツが無いということと、パーツの交換によりシリアル番号が変わるので、新しいペンを購入した方が早いと何度かメーカーの方に言われたのです。
しかし、父の様に同じペンを仕事を辞めるまで使い続けたかったので、いつでも待ちますし、いくら掛かっても良いです、と伝えてありました。途中一度、「やはり時間が掛かるので申し訳ない」と連絡があったのですが、それでも・・とお願いしていたのです。
で、5月末にようやく修理が終わったとの連絡がありました。
修理内容としては、天ビス、天ビスカバー、尻軸リング、クリップ、同軸、首軸の交換。
ほとんど全ての部品が交換されていました。これでは本当に新品購入した様なものです。
でも一つでも前の部品が残っていれば同じペンと言うことで納得しました。
しかし、修理料金がかなり高額でした(泣)。まあ、ほとんどの部品が交換でしたから。
かなり書きやすくなっていて、久々の相棒が帰ってきたって感じで嬉しい気持ちになりました。
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