第19回 福島県歯科大学同窓会・校友会の集いに参加してきました。
日本には28校の歯科大学があるのですが、その中の12校が福島県内に同窓会を設立しているのです。
全ての大学に同窓会が有るわけではないのですね。
今回、福島県内の歯科大学同窓会が集う「校友会」に東京歯科大学同窓会の執行部として参加してきました。
会場は郡山駅前のビューホテルアネックス。開始が夕方の6時でした。土曜日の一番患者さんが集中する時間帯でしたが、無理くり予約を調整して貰い、ギリギリ遅刻せずに到着できました(やはり忙しい時間帯なので遅刻する先生が続出でした・・・笑)。
会では福島県歯科医師会の海野会長がご挨拶。歯科医師の高齢による廃業が相次ぎ、地域の歯科医療、在宅医療の確保が必須の状態になってきているとの事、そのため、歯科医院事業継承支援事業が発足しているとの事。また、現在の歯科大学の学生さんの半数が女性が占めている事、そのため、将来開業する割合が男性より低いことが懸念されるため、世の中が「歯科医院はコンビニより多い」といった妄想は全くのデタラメと会長が言っていました。
現在、歯科医師国家試験の合格率が極端に低いのは、受験生が勉強を疎かにしている訳では無くて、国の歯科医師を減少させるという政策の元、国家試験点数上位2000名しか合格させていない為なのです。
この宝くじの様な試験体制を何とかしないと将来の歯科医療の危機が必ずくると警笛を鳴らしていました。
会長の挨拶の後、食実と歓談が行われ、各校の紹介と挨拶がありました。参加者一人一人挨拶を行いましたが、我々は支部長が代表して挨拶を行いました。
今年は東北大学歯学部が当番校でしたが、来年は神奈川歯科大学みたいです。
私も同窓会の執行部になったその年が当番校だったので、非常に緊張して校友会の準備をしたのを思い出しました。今では良い思い出ですが。
来年は、私は執行部を離れるのでもう参加はしないと思います。次の執行部にはしっかりと頑張って欲しいと思います。
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