この経験を糧に更なる飛躍を願う。
先月24日に県剣道連盟郡山支部の第26回支部長杯中学剣道精錬大会が開催されました。
この支部長杯というのは、中学生になってから剣道を始めた初心者の剣士を対象とした大会なのです。
息子は運動好きでしたが、部活やスポーツ少年団等に所属して活動する様な事はありませんでした。
中学生になって、人生初の部活に所属したのです。
元々、大の負けず嫌いの性格からか、初心者で入部してからというもの、技術の近い同級生や格上の先輩に負けぬように常に自宅で素振りをする毎日でした。。
1年目の支部長杯は、結果が実ってか準優勝。この大会に目標を定めて頑張った結果だと思います。
2年目の目標は、もちろん優勝です。
日々練習に明け暮れていたのを目にしていましたから、私も仕事を休診にさせて頂いて応援に行きました。
しかし、結果はまたしても準優勝。
自分の息子だけが頑張ってきた訳ではないのです。全ての剣士がこの時に照準を絞って練習を重ねてきたはずです。
決勝は延長に次ぐ延長。優勝も手に届く場所にありました。
しかし、優勝した若き剣士と負けた息子の差は「勝ちたい気持ち」だったのではないでしょうか。
確かに悔しい敗戦でしたが、それによって得られた教訓や反省があったはずです。
剣道人生はまだまだ始まったばかりなのです。この日の敗戦を糧に更なる飛躍を父として願います。
優勝した若き剣士のS君。本当におめでとう。
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