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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2024年3月23日 (土)

新たな治療法

私が行っているシークエンシャル咬合という治療法は見た目の歯列を改善するものでは無く、顎骨のゆがみ(特に顎関節を基準にして)を発見し、それを左右噛み合わせを均等化に誘導する事によって行うものなのです。

矯正治療を用いて行う事が多い(中には矯正をしなくても行えるものも多少はあります)のですが、永久歯を利用して治療を行う事が条件となるので、永久歯が萌出していない早期治療(乳幼児や児童)には治療が施せない場合があったのです。

で、今回、永久歯が萌出していない児童の矯正で、考え方が私の行っているシークエンシャル咬合という治療法に類似していたため、受講してみました。

多少の考え方の違いは散見されますが、「垂直的咬合誘導」という基本概念が一緒なので、途中からシークエンシャル咬合への切り替えで充分対応出来ると判断しました。

この研修会は考え方が非常に重要になりますので、実習等のスキル要素は皆無なため、明日から直ぐに臨床応用可能だとおもいます。

多少院内でのディスカッションは必要だとは思いますが、出来るだけ早めの応用を目指します。

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