矯正の勉強会二回目。
先日、また当院で矯正と噛み合わせの勉強会(仙台の先生と一緒に)を開催しました。
この勉強会は実際の患者さんに協力をお願いして、矯正を行いつつ実際に考察を行っていくというスタイルで行っております。
今回からいよいよレベリングという段階に入ります。このレベリングとは歯並びの悪い状態をざっくりと大雑把に揃えていくという治療になります。
矯正はとにかく記録が大事となります。大昔は「とりあえず、口腔内の写真を撮影しとくか・・・」程度の認識だったのですが、矯正治療では歯の移動の過程がもの凄く大事なので、口腔内写真はとにかく大切なのです。しかも使える口腔内写真(診断したい箇所を確実に撮影する)でないと意味が無いので、そこはしっかりと行います。
写真は口腔内写真の撮影について実習している所です。
矯正治療の実習が終了したら、次は仙台の先生の患者さんの資料を皆で確認して診断や治療方針を行いました。
私たちはGPといって、矯正科医では無く一般歯科の中に矯正を取り込むスタイルなので、今かで行ってこなかった矯正をいかに日常の臨床に取り込むか・・という所が非常に悩みどことです。仙台の先生も同じ所を現在悩んでいるらしいです。これはこの治療法を取り込む先生が皆通る道なんだなって思った次第。
年を越して来年も毎月1回行い予定です。
これからも頑張りますよ。
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