雑誌「Bigin」を買ってみた。
大学生の頃、とてもお洒落でかっこいい友人がいました。
彼の性格がすごく良くて、福島出身のどんくさい私に色々とファッションや流行の事などをさらりと教えてくれました。
元々頭が悪い私は大学生活が大変過ぎて、気が滅入ってしまう事が多かったのですが、彼のおかげですこし息抜きすることが出来き、その時教えてもらった事は50歳を超えた今でも生活の基本としてしっかりんと根付いています。
彼も忙しい学生時代になにをバイブルとしていたかを教えてもらったのですが、それは「Bigin」という雑誌でした。私もそれから毎月この雑誌を購入してはお洒落や流行を勉強したものでした。
この雑誌で、Aldenの革靴やニューバランス1300などと言った現在でも生活の中での必需品を見つける事が出来ました(その他諸々)。
しかし、開業してからは、自分の事やお洒落に関する事よりももっと考えなければいけない大事な事が沢山出てきてしまい、いつのまにか購入しなくなってしまいました。
先日、午前中の9時頃に駅前に所用があって出かけたのですが、行きたいお店の開店時間まで少し間があったので本屋さんで時間を潰す事にしました。
その際に雑誌のコーナーに「Bigin」を見つけて立ち読みをしたのです。しかし、雑誌の中身の充実ぶりが素晴らしく、立ち読みするのには時間も足りないし、もったいないし、ずっと保管しておきたいとおもったので、10年以上ぶりに雑誌を購入しました。
未だに20年以上前と同じ商品を雑誌の中では推していましたので、良いものは時代に関係ないんだなって嬉しくなりました。
この本を購入したことにより、雑誌の中に書いてあった商品を買う事は無いのですが、懐かしいのと、雑誌を見ながらお金を節約し購入しようと頑張っていた頃を思い出しました。
良い雑誌だし、今後も続いて欲しいな。
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