学生さんの治療。
現在、衛生士学校の学生さんが当院へ実習へ来ている事は以前のこのブログでも書いた通りです。
私が実習生にお願いしている事が幾つかあります。
一つ目は、患者さんが来院する医療機関なので、とにかく清潔に使用する事。
二つ目は、恥ずかしがらず何でも質問する事(こんな事を聞いたら怒られるとかは考えずに)。
三つ目は、休まず、提出物はしっかり記入する事です。
上記の三つを守っていれば、とりあえず私は怒ったりしません(苦笑)。
最初はなかなか質問してくれなかったのですが、私の方から「質問ない?」としつこく聞くことによって、学生さんも遠慮無く質問してくるようになりました。
ある程度学術的な質問が落ち着いてくると、患者さんの治療の質問に移ってきます。
あの患者さんは、なぜあの治療方を選択したのか???あの治療法の目的は?あの治療で使っていた器具の使い道は?根の治療のやり方や薬の選択は?噛み合わせ治療の考え方?他の歯科医院では行っている治療をなぜ当院は行っていないのか?などなど重箱の隅をつつくような細かい質問がどんどん出てきます。
学生さんも治療に興味を持ってくると、自分の口の状態を質問してくるようになります。
なら、一度X線を撮影してみればという流れになり、そこから「私ならこういう治療をするかも」「歯科は年齢や時期が大事なので、今の年齢ならこの治療をするかも?」といった個々の説明に入って行くのがいつものパターンです。
当然、その流れで行くと、私の治療をお願いしますって事になります(笑)。
私がお願いされる事が多いのが、親知らずの抜歯と咬合治療です。
今回も2人の学生さんの治療計画を本人達と考えて、治療を行いました。
なかなか楽しい時間です(笑)。
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