学校検診終了。
私は、郡山東高校の学校歯科医をさせて頂いているのですが、令和3年度の学校歯科健診を無事終了する事が出来ました。
最終日は、1年生。
3年生になると、親知らずの発育がかなり進むので、歯列不正が多く出るのは理解できるのです。
歯列不正が出ると、噛み合わせが悪くなりますので、それのツケが末端の顎関節に押し寄せ、いわゆる「顎関節症」という症状になり表れやすいのです。
しかし、今年は親知らずの成長過程の1年生も「顎関節症状」の学生さんが多かったのです。
それはやはり社会情勢(新型コロナウィルスによるストレス)が影響していると思います。
ストレスが蓄積すると、夜間の噛みしめや食いしばりが増加するので、歯列不正と同じように顎関節部に負荷が掛かりやすいのです。
1年生で、慣れない学校生活および新型コロナウィルスによる我慢を強いた生活が間違いなく影響していると考えます。
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