感染と咬合力
以前、私の歯痛についてのブログを書きました。
その後も痛みがずっと続きました(泣)。直ぐにでも友人の歯科医院に行きたかったのですが、診療時間がほぼ自分と一緒なので、自分が歯科医院に行くには仕事を休まなければいけないのです。
この時、自分の患者さんもかなり無理して歯科医院に来院してくれていたのだと、改めて感謝しました。
ありがとうございます。
このブログの時期は、ちょうどGWの直前のとても忙しい時期で、だいぶ前から予約が入っていましたし、自分が休むなんてとんでもない時期だったのです。
ただ、歯痛と忙しさで体調もどん底で、「患者さんを見ている場合じゃないく、自分の治療をしたい」と心底思いました。
ただ、毎日スプリント(マウスピース療法)と丁寧なブラッシングと抗生物質の投与を続けて行くと、徐々に歯痛が緩和してきました。ただ、抗生物質の反応でもある排膿だけはいかんともしがたく、スタッフにお願いして、自分で自分の歯痛に場所にレーザー治療をする事にしました。
鏡を見ながら自分の口の中に麻酔を打ち(めちゃめちゃ怖かった・・・泣)、ユニット(歯科用治療椅子)に座り、鏡を見ながらスタッフに介助をお願いして、レーザーを照射していきました。
やはり、自分で自分に痛くない様に麻酔を打ったので、深部まで麻酔が到達出来なかったのか、途中レーザーが深く入った時は、電気が走ったときの様に「ビクン!!」と体が振動しました(苦笑)。
ちょっと怖くて、少し痛かったレーザーでしたが、深部をキチンと滅菌出来たお陰か、まったく痛みがとまりました。嘘みたいに。
痛みが止まったのはレーザーだけの要因では無く、キチンとブラッシングして、咬合力(歯ぎしり、食いしばり)を制御し、ある程度痛みを止めてからレーザーを照射した為に良くなったと自己診断しております。
やはり私がいつも患者さんに言っている事が、奇しくも自分の体を使って証明する事が出来て、本当に良かったし、貴重な体験にもなりました。
しかし、歯痛はキツいね。
患者さんの気持ちが充分理解出来た2週刊でした(とほほ)。
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