シン・エヴァンゲリオン劇場版(ネタバレ無し)
私が初めてエヴァンゲリオンを見たのは、大学6年の後半で、深夜の再放送でした。
もう20年以上も前の話です。
何曜日かは忘れてしまったのですが(多分、木曜日か火曜日だったような。。。)、深夜1時位にテレビで放送していたのです。
ちょうど、卒業試験か国家試験の勉強をしている時でした。
その当時のロボットアニメというのは、深夜枠では放送せず、大概はガンダムの様にガッシリ、ドッシリしているのが当たり前でした。それがエヴァンゲリオンというロボット(?)は、やたらにフォルムが細く、動きが俊敏で、脆く、起動、動作が不安定なものでした。
それと、内容がとにかく難解で、少しでも見逃したり、集中を欠くと内容が全く分からなくなってしまうという。まったく独りよがりの視聴者無視のアニメでした。
それだけに、夢中になって見ていました。勉強そっちのけで(笑)。
ちょうど、勉強の休憩にはもってこいで、アニメ好きの同級生も結構見ていて、次の日の病院では、前日のエヴァの内容を皆で検証する見たいなことをしていました。
ただ、アニメの終わり方が、あまりにも難解で、理解に苦しむと言うことで、映画版でリニューアルし、その映画も不評と言うことで、設定は同じで内容が一から変わる(新劇場版)という、なんともおかしな新映画放映となった訳です(ちなみに原作の漫画の方もテレビ放送シリーズと若干内容が違います。同じものが一つも無い)。
今までのエヴァの流れは以下の通り。
- №1:新世紀エヴァンゲリオン TVシリーズ
- №2:新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2/Air/まごころを、君に
- №3:エヴァンゲリヲン新劇場版 序
- №4:エヴァンゲリヲン新劇場版 破
- №5:エヴァンゲリヲン新劇場版 Q
上記の新劇場版Qから9年後の今年、ついに最後のエヴァンゲリオンであるシン・エヴァンゲリオン劇場版:Iが放映されたのです。
3月8日に上映開始だったのですが、仕事でとても行けないので、次の休診日である木曜日の朝一から見てきました。
出来るだけ早めに観に行きたかったのです。理由は、二つ。
一つは、とにかくエヴァンゲリオンに飢えていたと言うことと、どうしても映画のパンフレットが歩仕方のです。
最後のエヴァンゲリオンですから、多分考察的な文章が載っているはずだし、今まで登場したエヴァの画像も載っているはずだと見込んで。どうしてもエヴァの模型を作成する際の資料として欲しかったのです。
楽観的に考えて、平日の木曜日だし、上映開始からまだ1週間も経過していないから、余裕で鑑賞出来るはずだし、パンフレットも余裕だなって思っていたのですが、どちらの予想も見事に裏切られました。
映画開始45分前に劇場に行ったのですが、既に長蛇の列。劇場の前には「エヴァンゲリオンのパンフレットは完売。入荷予定は未定」との文字。もがっかりです。
しかし、劇場では良い席を確保できました。150分くらいの長い映画でしたが、控えめに言って「最高」でした。途中で何度か涙ぐんだし、私は納得の終わり方でした。
多分、余裕があればあと何回かは映画館で鑑賞したいと思います。
これはなんとしてもパンフレットも読みたいと思い、ネットでちょっと高かったのですが(涙)、最近の情勢を見ると、高値でも売れ切れてしまい買えなかった過去があるので(エヴァンゲリヲン新劇場版 Qの時)、購入しました。結果、購入して良かったです。がっつり読み込みました。
先日の大地震で、今まで作ったエヴァの模型はすべて破壊されてしまったのですが、予備で購入してあったので、それを今後の楽しみに作り直していきたいと思います。
オタクの極み(笑)
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