慶応義塾大学との合併について
すでにメディアにて発表されましたが、慶應義塾大学とわたしの母校である東京歯科大学が2023年をめどに合併の検討に入りました。
実は、慶応との合併の話は今まで何度か取り上げられていました(この20年くらいの間に)。しかし、まあ、たちの悪い冗談だとうぐらいにしか思っていませんでした。
私は同窓会の仕事をしていますので、メディアよりも前にこの話は知っていました。
しかし、「また話だけで終わるだろう」と高をくくっていたのです。
しかし、メディアプレスが出てしまったので、今回の話は結実するでしょう。
あの慶応義塾大学との合併ですから、喜んでいる同窓の先生も多くいますが、私は基本的に反対です。
かなり残念な話です。
私は、祖父、父、私と三代続、東京歯科大学卒業です。
誰よりも自分の大学に誇りを持ち、自分の子供達にもと期待を掛けてもいました。
現在は、少子高齢化の為に、全国の歯科大学では欠員が出るほどの生徒不足です。生き残りをかけた戦略の一端だとは思いますから、あながち悪い戦略ではないとは思います。
他の歯科大学が慶応義塾大学との合併を望んでも、おそらく無理だと思います。その位実力を付けた大学ですので、ある意味誇りにも思います。
しかし、嘘であってくれという気持ちは多分、合併するまで続くでしょうね。
発表された日の次の日には、緊急の同窓会会議を開催し、一部の先生にしか配布されていないプレスリリースと同窓会の考えの資料をいち早く同窓の先生に配布する事にしました。
土曜日の夜に家族総出で、配送の準備を手伝って貰いました。
気が重くて、一人ではやりたくなかったからです。
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