ようやく
最近ではインプラント手術の際には「ガイド」といわれるインプラント埋入サポート器具が頻繁に使われるようになりました。
ただ、技工士さんが感覚で作製するインプラント用ガイドは、歯牙の位置的情報のみで作成される事が多いため、安全性に欠ける場合があります(キチンと作製されているガイドも勿論あります)。
一番正確で安全なガイドは、CT画像を軸に骨内部の情報が加味されたデジタルガイドが今までも、そしてこれからも優位性があるのは間違いないです。
私は10年以上もこのデジタルガイドを使って、全てのインプラントの手術を行っています。
多数のインプラントの手術には無論ですが、1本(単独歯)のインプラントの手術に威力を発揮しています。1本のインプラントだから、わざわざガイドを使わなくてもという考えもありますが、1本なので、角度、深度等々がとても難しく大事になってきます。
そのガイドに使っているソフトが、ようやく日本語対応になりました(長かった・・・・)。
今から10年以上前は「ノーベル・ガイド」という名前でした。それから「ノーベル・クリニシャン」となり、日本語版が加わった後から、「DTX Studio Implant」と改名されました。
かなり使いやすく歴史のあるソフトです。
もちろん、インプラント専門の技工士との連結があってこと(当院はインプラント技工のスペシャリストの技工士が在籍しています)。
これからもどんどんと技術が発達していくとは思いますが、変わらず技術で答えたいと思います。
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