健康増進法が改正されました2
昨日の続きです。
今日も煙草と健康に関する事を歯科医師会から送られてきた資料からご紹介いたします。
「加熱式タバコは本当に安心か?」
・煙が出ない
・水蒸気
・害がない、少ない
・受動喫煙がない
上記の理由から紙巻きタバコから加熱式タバコへの移行する喫煙者が増えているそうです。
ところで、吸い込んではき出す蒸気は「水蒸気」ではなく、正確には「エアロゾル」で有ることをご存じですか?
WHO(世界保険機構)は「電子タバコのエアロゾルに曝されると健康に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘しています。
発がん性との関係は?
国立がん研究センターの研究グループの多目的コホート研究「JPHC研究」では喫煙と飲酒は、ともに口腔・咽頭がん発症リスクを増加することが確認され、「口腔・咽頭がんの予防には喫煙せず、飲酒量を控える事が口腔がんを予防する上で重要である」と結論づけています。
・口腔がんの発症率は全がんの1〜2%でここ30年間で約3倍に増加、年間約7、000人が新たに発症し約3,000人が死亡しています。
また、口腔がん全体の5年生存率は60〜70%で初期のものではほとんど治癒することから、できるだけ早期に口腔がん検診の受診をお勧めいたします。
卒煙のすすめ(卒煙:喫煙者として現役を引退または喫煙などを卒業すること)
喫煙が人体に与える影響を調べるための喫煙指数(ブリンクマン指数《喫煙指数》)
1日あたり喫煙本数(本)×喫煙年数(年)
500以上:気管支関係の罹患者数が増加
1300以上:肺がんや喉頭がん等の罹患者数が増加
となるようです。
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