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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2018年9月 8日 (土)

認識の違いにちょっとショックを受けました。

先日の木曜日の午後にとある入れ歯を専門とする会社の方が見えました。
私の大学の後輩の先生からの紹介みたいです(T先生ありがとうございます)。
なんでも、入れ歯の上手い先生をグループに入会してもらい、自費の入れ歯を斡旋しますって内容でした。
私は「入れ歯の上手い先生」ってだけで舞い上がってしまい(苦笑)、かなり乗り気で話しを伺ったのですが、残念ながら当院で受け入れられない条件だったので、今の所,断念せざろう得ない状況でした。
やはり、入会金と年会費(私にとっては高額でした)、それと指定の技工所(自前の技工所はNG)を使い、売り上げの何%かをそのグループに紹介料として支払わなければならないというかなりキツい内容。
しかし、この条件を受け入れている先生が全国に20人もいることに驚きを覚えました。
詳しくは書けないのが歯がゆいのですが、これは、入れ歯1本で生活している入れ歯の巧(たくみ)のようなハイグレードな歯科医師の先生なのではないかなと思います。
こんなこと書いて患者さんが気を悪くしなければ良いのですが、入れ歯は、経営的には全く儲かりません(すいません、医者がお金の事をいうなんて・・・)。特に私のような保険の入れ歯に命をかけるタイプは(苦笑)。
本当に、入れ歯の治療は半分以上ボランティアって感じが強いです(昔の保険システムなら良かったのですが)。そのような雀の涙ほどの入金のなかから、材料費や光熱費、従業員の給料は捻出しているのに、この入れ歯専門グループの条件は流石にキツいです(そのシステムを使わなければ紹介料は要らないとのこと)。
でも、自費の入れ歯の治療費を見て納得でした。
当院で行っている粘膜部が軟らかいコンフォートと言われる入れ歯が、当院が10万弱なのですが、そのグループは30〜50万弱とほぼ3〜5倍。
それでは、関東圏と東北では格差がありすぎます・・・・・・。

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