社会保険診療報酬改定研修会
昨晩は、歯科医師会にて診療報酬改定研修会が社保委員会主催で開催されました。
講師は社保委員会理事の佐藤健仁先生。
社会保険というのは2年に一回改定がなされます。
医療費は現在国家の財政を圧迫する程、肥大化してしまっています。
そのために、医療費を管理する国としては、しっかりと管理を行わないといけません。
医療情勢は日々刻々と変化して来ています。
私が開業した15年前などは、今のように社会全体の老化が進んでいなかったため、今ほど「介護」の重要性は叫ばれていませんでした。
しかし、今は違います。介護重視の診療報酬へとシフトしています。
実際にどの位、介護に関わる治療の実績があるか、院内にそれらの治療が出来る機材が揃っているかが個人の歯科医院の評価(診療報酬)へと繋がって来ています。
そのため、現在の診療報酬システムの理解は、恐ろしく難解です。
今回の講師でもある佐藤健仁先生の解説は、その点を踏まえて、しっかりと解説しつくして、見事でした。
医療は全国一律のシステムと思いがちですが、実はそうではありません。
地方、地方によって、治療の偏りがあるのです。
東京と郡山では恐らく治療傾向は違うと思うし、老人が多い地域、若者が多い地域では全くといって良いほど治療内容が変わってくるでしょう。
そんな中、同じ地域で、しかも同じ年代の先生が解説してくれる社会保険の報酬改定研修には、私にとっての「血」が通っているような気がしました。
悩んでいる箇所、聞きたい箇所(講師が聞かせたい箇所)が非常に似通っていて、とても良かったです。
しかし、この難解な診療報酬を良くかみ砕いて、分かりやすく解説するには相当の努力がいったと思います。
それをサラッと、聞きやすい声のトーンで落ち着いて解説していた佐藤先生は流石でした。
あの先生、格好いいし、診療も上手いし、頭もいいし。
ほんとに、もう、どうなってんの??(嫉妬大魔神・・・笑)
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