平成29年度 第5回社会保険委員会に出席
昨晩は、歯科医師会の社会保険委員会へ出席して来ました。
これはどういった委員会かと言えば、医療保険請求に関する委員会です。
ちょっとピンと来ないかもしれません(苦笑)。
患者さんは医療機関を受診するときには必ず「保険証」というのもを持参して頂きます。
保険証はざっくり区分けすると「国民健康保険」と「社会保険」の2種類が存在します。
我々医療機関のものは、治療内容を精査して、この2つの保健機関に患者さんの窓口負担以外の医療費を請求いたします。金銭が絡むものなので、扱いは非常に慎重に丁寧に大事にしなければいけません。
請求の仕方を間違えたり、請求のルールを熟知していないと、検査に通らず医院側に医療費が還元されません。
そのためどんな些細な事でもおろそかにすることが出来ないのです。
先ほどルールと書きましたが、そのルールはどんな解釈をするかによって請求の仕方が異なります。
それは、一つとして同じ虫歯(仮に分かりやすく虫歯としておきます)が無いのに、同じ四角四面の同じルールに則って治療し、それを保険者(国民健康保険・社会保険)に請求しなければいけないからです。その解釈を研究・議論するのが社会保険委員会なのです。
昨晩も、ここでは書けないのですが重要な問題があり、皆で議論しました。
自分の無知を露呈する様なので恥ずかしいのですが、この社保委員会って本当に勉強になります。
この委員会に属している自分がメチャクチャラッキーだなっていつも思います。
今年は4月に保険の大きな改定が控えています。
保険者に迷惑がかからないようにしっかり勤め、勉強して行きたいと思います。
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