見えない物は心の目で見よ(私の古い師匠語録)
今から4年前までは裸眼で口の中の治療が普通にできました。
ばっちり見えましたし。
しかし、最近は全く見えません。拡大鏡という8倍のレンズにライトを当てないともう全く見えません。
口の中は暗い上に、歯牙の解剖を忠実に再現するように治療をしなければいけないので特に神経を使います。
で、最近は拡大鏡でも口腔内の中が見えなくなってきたのです。
そこで、最近は歯科用顕微鏡(マイクロスコープ 25倍くらい)まで持ち出して治療していたのです。
なんか、自分に自信が持てなくなっていました。歯科医にとって目は生命線ですからね。
で、どうしてこんなにも見えずらいのだろうって不思議に思っていたのですが、あるとき原因が判明したのです。歯科用ミラーが悪いんじゃないかって考えたんです。
歯科の場合、直接見ることが出来る歯が前歯くらいのもので、後はすべて歯科様ミラーを用いて歯を観察します。ほぼミラー越しに治療しているといっても過言ではありません。
考えて見ればミラーは古い物では13年くらい使っています。ミラー表面のコーティングが無くなっていても不思議ではありません。
他のスタッフに聞いてみたのですが、やはり最近はミラーが見えずらいとの証言を得ました。
あ〜〜〜良かった。目じゃなかったのね。ミラーだったのね。
歯科様ミラーはヘッドのミラー部分が交換出来るので、早速交換してみようと思います。
でも100本以上あるんだよな。
どうする?大蔵省???
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