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しろくま先生のブログ
しろくま歯科医院より歯にまつわる楽しいお話や、
毎日のケアについてのアドバイスを載せていきます。
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当院では、心停止の救命措置に必要なAED(自動体外式除細動器)を設置しております。

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2014年5月29日 (木)

気分が乗らないときは。

ここの所、あまり気分が乗らないブログばかりで、自分でも嫌気がさします。
そういった時は、やる事は2つ。
ほかはいっさいしない。それは、読書と整理整頓。
これらをやると、次第に気分が落ち着きます。自分の気持ちのリセットの仕方をしっていると、こういうときにとてもいいですね。
でも、こういったときの本の選び方というもの非常に大事。全くつまらないけど、読まなければ行けない書物に当たったりすると、もう目も当てられません。
でも、今回の本はとても面白く、リセットするには十分。内容は少し入り組んでいて暗めなのですが、文章の構成がよく、テンポよく目が文章を追って行ってくれます。
かなり分厚くて、ワクワクする量です。暇なときはぜひ一読を。
恒川光太郎著「金色機械」

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もう一つの気持ちをリセットする整理整頓。
院長室が去年の増築から新しくなったのですが、半年でだんだんとごちゃごちゃと物が多く、落ち着かなくなってきたので、思い切って断捨離を行う事にしました。
基準は、半年使わなかった物は問答無用で捨てる、もしくは倉庫へ移動。
歯科医師会等や新商品の資料なども、必要なものはPDF化してすべてすててしまいました。
それと、使わなくなったパソコンのソフトや配線のたぐいもすべて捨ててしまいました。
医学書は捨てる訳にはいかないので、当分読みそうもない本は、今まで倉庫として使っていた場所を本棚に改造してすべて移してしまいました。

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パソコンの配線も一度ばらし、掃除しやすいように組み直しました。
ここまでで、重労働。
しかし、部屋も心もすっきり片付きました。あ〜気持ちいい。
時間が出来たら、自宅の自分の部屋も一気に断捨離をすすめたいね。

2014年5月25日 (日)

まあ、当たり前といえば当たり前なのですが。

私が途方にくれる時といえば、仕事が山積みの時。
まあ、全うな生活をしている方々ならそれは当たり前のことなのですが・・・。
話は、ちょっと昔の話なのですが、私が大学院の時の話。
私の研究は理工系でした。つまり材料学。患者さんを治験として行う華やかな研究ではありません。
材料の変化を毎日、毎日地味に一人でコツコツとデータをとる実験です。
利点は、自分のペースで出来る事。欠点はサボろうと思えばいくらでもサボれる事。
とにかく研究というのは、自分に厳しく、集中力を切らさないようにし、忍耐力を持続させる行為です。
しかし私は、恐ろしく忍耐力が欠落していたのです。努力をする気持ちはあるのですが、目の前の娯楽に負けてしまうのです。
そんな事だから、研究がどんどん遅れて行きます(苦笑)。
まあ、当たり前です。
しかし、大学院生というのは職業ではありません。必ず卒業しなければいけません。
仲間どんどんと、論文の執筆に取りかかるなか、なかなか実験のデータがそろいませんでした。
やっとこさ、実験データがそろっても、今度はそれを解析しないと論文執筆は出来ません。
だって、自分がやってきた研究に結論を出さなければいけないのですから。解析しないと研究をやっている自分自身が自分の研究の理解が深まらない。
しかし、このデータ解析というのは、実験の数倍も地味で、忍耐力のいる仕事なのです。
ついつい、サボリがち、楽な方、楽な方へ気持ちが向かいがちです(苦笑)。
でも、ついに教授の雷が落ちました(泣)。
期日を設けられてしまったのです。
しかし、人間はタフな生き物です。そんな切羽詰まった状況でも快楽の逃げ道を探してしまうのです。
そんな自分の弱いメンタルの窮地を救ったのが、友人の研究に対する姿勢でした。
「とにかく一歩でも半歩でも前に進まないと、絶対に終わらない。少しでも進めはゴールは近づく。やりさえすれば必ず終わる」という姿勢をみたのです。
それからは、自分の甘い考えに嫌気がさし、まじめになりました。



この2週間ほどは、そのときに辛い時のことをずっと考えて生活していました。
でも、毎日すこしでも、ちょっとでも溜まっていた仕事をこなしていました。
おかげで、なんとか仕事にも目処がつく事ができました。
だって、大学院は、ぶっちゃけ辞められるけど、今の生活は辞めることは出来ないから、やるしかない(苦笑)。

2014年5月23日 (金)

休診日の一日と娘のピアノ教室での出来事

木曜日は、休診をいただいています。
今回の休みは、溜まりに溜まった事務仕事をこなさなければならず、昨晩打ち合わせで深夜帰宅になったにも関わらず、いつもと同じ時間に起き、仕事をしました。
休診日はいつも気分を変えて、近くの喫茶店にパソコンを持ち込んで仕事をします。
今日は、喫茶店が開く時間を見計らって、自宅を出ましたので、喫茶店には一番のりでした。
朝は、まだ集中力があるので、事務仕事ではなく、研修会から出されている宿題(課題)を一生懸命にがんばりました。
お昼になったので、自宅に戻り昼食を食べ、いつものようにお昼寝。早々に奥さんに起こされて、今度は行政書士の先生と税理士の先生たちと、今後の医院のことについて相談。
1時間程度で、打ち合わせが終了しました。
やはり、昨晩の遅い帰宅が原因で、まだ体が重く、深い疲れが体を支配しているようです。仕事の続きをするつもりが、またまた寝てしまいました。
起きたのは、夕方の5時過ぎ。
今日は、娘のピアノ教室に一緒に行くことになっているのです。
ピアノ教室は、お母さん達が子供たちを待っていられるようにテーブルがたくさん置いてあります。そこのテーブルを一つ占領させてもらい、午前の宿題の続きをさせてもらいながら娘のピアノ教室が終わるのを待つことにしました。
しかし、自分の院長室では集中力がそんなに続かないのに、なぜ、ほかの場所ではこんなに集中力が出るのかはいつも不思議。
ピアノ教室の一角でかなり真剣に宿題をこなしていると、お隣でお母さんたちが、自分の子供や自分の歯の話をはじめました。
いつもなら、集中していますので、他人に話など耳に入らないのですが、仕事の内容と、隣での話があまりにもリンクしていたので、『聞いてはいけない!!』と思っていても、ついつい耳に入ってきてしまいました。
ここでビックリしてしまったのは、そのお母さんたちが通院している先生の歯の説明が通院している歯科医院によって、マチマチだという事。話を聞いていると、「私なら、その場合は削らないけどや、それはやり過ぎだろ」と考えてしまった。
また、お母さんたちは驚くほど、歯に関して関心が高いということ。誤った知識を持っている場合が多いのですが、驚くほど深い知識を持っているお母さんがいらっしゃって、こちらがビックリしてしまった。
今回はとても貴重な経験をしました。人間は、最初に聞いた知識が深く入り込む場合が多いのです。歯科医師が適当な説明をしてしまう事が、地域のデンタルIQを下げる原因になる可能性があります。
歯科医師も無責任な説明はせず、心して勉強していなければと、思わぬ場所で気がついてしまった休日でした。
ということは、充実の休日だったなと自己満足。

2014年5月16日 (金)

価値観

私がインプラントの勉強を熱心にしていた今から4~5年前は、毎週末東京へ研修に出かけ、月1回は診療終了後新幹線に飛び乗り、夜の研修会に参加していました。
講師の三好先生がとても好感が持て、熱心に教えてくれたからです。
当然、膨大なお金がかかりました。
しかし、全くもったいないとは思いませんでした。
むしろ、これで教えてもらえるなら安いくらいだし、習った後の仕事は、やる気に満ち、生活全体に良い影響をもたらしていました。
最近は、全く東京へインプラントの勉強には参加していないのですが。あの頃が懐かしいです。
また、時間に余裕ができれば参加したいです。
でも、こんな風に思うこともあります。
先日、地元で似たような研修会がありました。
地元なので、ほとんど金銭的な負担がありません。
しかし、出席したことで、損した気分になってしまいました。モチベーションは下がるし、気分は悪いし。
この経験は、自分の仕事にもいえるのではないかと思ったのです。
人は、自分が価値あるものに出会ったときには、得したとは思っても、損したとはあまり思わない。しかし、自分に価値がないと思っているものには、1円でも出したくない。
今後も日々努力して、通院して良かったと思われる価値ある歯科医院にならなければと思いました。
それは、歯科の技術はもちろんのこと、患者さんへの接待、患者さんの気持ちにそったサービスの提供ができる医院にならくては。
上から目線の『殿様診療』では、気分がいいのはいってる本人だけですからね。
今日は、皮肉たっぷりでお届けいたしました(笑)。

2014年5月11日 (日)

小児の歯並びの研修会参加

5月の10、11日の2日間を利用して小児の歯並びの研修会に参加しています。
この2年間、一から咬合について学び直しているのですが、奥が深くて面白いです。
逆に言えば、よく、知識がなくて診療できたな〜というのが正直なところ(苦笑)。
人間の体は、素直に成長すれば、問題なく噛み合せも完成することが出来るですが、ちょっとした障害があると、それをきっかけに噛み合せが狂い始めるみたいです。
ですから、我々の仕事は、そのちょっとした障害をきちんと見極め、患者さん(子供)や親御さんにも分かるように説明し、検査を行い、治療(きちんと成長できるように障害を取り除く)を行うということみたいです。
つまり、子供の噛み合わせの場合、まだ大人の噛み合わせになっていない訳ですから、将来悪い噛み合わせにならないように『予防矯正』という考え方みたいです。
なるほど、なるほど。
予防は、歯周病や虫歯だけではないということです。
歯科医師の仕事はまだまだ可能性があるみたいです。
ますます、仕事が楽しくなりそうです。
ハードルがかなり高いですが。。。

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今日はわたしの誕生日なのですが、よい誕生日になりました。
娘よ、運動会に出られなくてごめんね。

2014年5月 9日 (金)

成熟してきた証なのかな?

このブログを始めたばかりの頃は、とにかく日々ブログのネタばかりを探していました。
本当にあの頃は生活がおもしろかったですね。
どんな些細な事も、記事にして注目を集めたかったです。また、小さな、小さな出来事でも新鮮に感じる事ができて、毎日が生き生きとしていた記憶があります。
とにかく、人間的に未熟な部分が多かったのかもしれません。
歯科医師としても、『若手』といわれる年齢だったために、どんなことにもチェレンジできたし、ブログでも公開できました(苦笑)
しかし、すでに若手では、もはや無く、中堅といわれる年代。喜んで、『新しい技術を習いました、習得しました』ということをブログで発表するのが、だんだんと気恥ずかしくなってきました。
最近も、ブログで発表していないだけで、相も変わらず週末は研修会や勉強会で研鑽を積んでいます。
この10年来変わらない生活。変わらない習慣。
いつもなら、書くことが多く、喜んでいましたが、今では・・・・、わざわざキーボードをたたくまでもないか。。。。。と。
私もだんだんと精神的に大人になってきたのでしょうか(笑い)。
今後はポツリ、ポツリと更新できればいいなと思っています。

2014年5月 1日 (木)

GWが始まりました。

今年のGWもついに中盤戦ですね。
私は、カレンダー通りの診療なので、全く休みという感じがしません(苦笑)。
恐らく、多くのお父さんが感じている事なのではないでしょうか。
娘が小学校に上がったということもあり、休みのほとんどは、子供たちの学校での準備物の買い物で1日が過ぎていくという感じ。
でも、全く楽しみがないと言うわけではありません。
なんと、GWすこし前に、村上春樹の9年ぶりの短編小説『女のいない男たち』が発売されました。
発売当初は、読みかけの本があったので、読まなかったのですが、先日の休日に時間を見つけては読了しました。毎回、村上春樹の本の感想が同じになってしまうのですが(苦笑)、今回の短編集はいつもの村上春樹の世界観がたっぷりと凝縮されていて、本当に幸せな気持ちになりました。どの短編も、準備が整えばいつでも長編にすることができそうなクオリティー。本当に大好き。最近は年に1冊くらいのペースで出版してくれるので、ファンとしては嬉しくて仕方がない。彼には長生きして欲しいし、ノーベル賞も早く受賞して欲しいです。

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話が脱線してしまいましたが、私の最初のGWであった4月29日は、娘と息子に初自転車を買いに行きました。
小学校に上がるまで、自転車の補助輪が取れるまで練習するものだと、聞いて、慌てて自転車屋さんに向かったという次第。遅れを取ってしまっています。
娘は体が小さいので、ちょうど良いサイズの自転車がありません。仕方がないので、ちょっと大きめの自転車に補助輪を付けて貰い、練習を開始しました。

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私のGWはどうやら、仕事漬けになりそうな予感。
たまりに貯まった期限付き事務仕事をかたづけなければならないみたいです。
まあ、パソコン仕事は嫌いではないし、お金も掛からないので、好きな音楽でもかけて、美味しいコーヒーでも飲みながら仕事しようかと思います。たまに休憩に本でも読んで。
昨晩も、メーカーの方と中村先生に来院してもらい、新製品のテストを行いました。

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やはり、新しい道具は、進化していて凄いね。取り残されないように必死に食らいつきますよ。
では、今日はこの辺で。

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