初めての広島〜その3 学会編〜
学会初日は、昼からの開始でした。
私は、昼食を取る時間が無かったため、コンビニでおにぎりを購入して会場入りしました。
とにかく広い。
会場は、国際会議ホール地下2階のヒマワリ。
最初は、会場が分からなくて、平和公園内を右往左往してました。
今回の学会は、『治療下顎位の実践』というとても大事なテーマ。
ぶっちゃけ、一般開業歯科医はこれが治療の中心と考えても良いくらい大事なテーマ。
とても興味をそそります。
実は、私はこの学会が提唱している「シークエンシャル咬合」という咬合は全く知りません。
これから勉強していこうと思っているのです。
そのため、偏った情報や思い込みのようなものは皆無です。それが良かったのか、素直に興味深く拝聴させてもらいました。
特に初日のブラキシズムのメカニズムには驚きました。ブラキシズムは存在悪ではなかったのです。
ブラキシズムとは歯ぎしりや食いしばりのことです。歯ぎしりは口腔内には悪い影響を及ぼす事が多いのですが、体の免疫を高める効果があるようなのです。逆に考えれば歯ぎしりを無理に止めてしまうと、体の免疫状態が悪くなる可能性があるということ。そのため、私達歯科医師に求められているのは、その強力な歯ぎしりの力を、効果的に分散させる必要があるのでは・・・・・・と私は解釈しました。
学会ないで使われる用語など分からない事が多く、これから身につけていかなければならないことが多いと痛切に感じました。
学会のなかで、同じ歯科医師会に所属している佐藤和宏先生と糠沢真壱先生がポスター発表を行っていました。じっくり読ませていただきましたが、とても素晴らしい内容でした。近くで開業されている先生がこのように素晴らしい研究または治療をしているのをみると、とても刺激になり、嬉しくなりました。
学会二日目も、佐藤貞雄先生の教育基調講演からスタート。
下顎位の影響により起こるさまざまな問題を解決するアプローチを説明されていました。
私は、新幹線の時間があるのと、すこし広島の街をみてみたかったので、午後の早い時間で会場を後にしました。
しかし、このシークエンシャル咬合によって、救われている患者さんの症例を沢山診ることが出来き、私も早く修得して皆の仲間入りをしたいと切に思いました。
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