とても刺激的な内容でした。
今週の水曜日は、午後を休診にして三好先生の『ノーベルガイドプランニング教室』に参加してきました。
1月は、予定があり参加出来なかったのですが、今年初めての参加。
このセミナーは、それぞれの先生が、自分の症例を持ち寄って三好先生に自分の症例を診てもらい、参加者の先生方とディスカッションするという趣旨。
今回のセミナーは、いつもの雰囲気とは違い、すこしピリピリと緊張感が強く、とても刺激的でした。
講師の三好先生は、下っ端の私がいうのも変ですが、とてもパワーアップしている感じがしました。
去年と明らかに違うのは、インプラントを埋入手術するときに、1本、1本を真剣に検討し、患者さんのために検討するという姿勢が見られたこと。
今までももちろん患者さんのために真剣に取り組んできたのですが、これからは、自分のスキルを過信せず、必ずガイドを言われる正確な手術が行われる器具を注文し、適正に埋入するということです。
このブログを読んでいる方は『そんなこと当たり前じゃないか』と言われると思いますが、現実は、経費を浮かせるためにCT撮影をしなかったり、3D画像診断をしなかったりという先生が多かったのです。
三好先生も、CT撮影をされずに、下顎の神経を切断されてしまった患者さんを診察したそうです。
先生曰く『CTさえ撮影していれば。手抜きさえしなければこんな事にならなかったのに』と大変残念がっていました。
三好先生に教えを請うている私は、先生の姿勢に大賛成です。
私は、必ずCT撮影を行い、3D画像診断を行っていますが、今後は、これにガイドサージェリーを追加しようと思います。
多少患者さんからチャージする料金が高くなろうとも、安全、健康には代え難いと思います。料金的に拒否なさる患者さんには、粘り強く説得しないといけません。患者さんのためなので。
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