これも一種の対称性なのか?
歯科大学在学中の口腔外科の学生実習で、必ず見なければならないものに、『患者さんの顔の左右が同一か?』というものがありました。
これは、非対称な場合、腫れている方に問題があるということなのだけど、厳しく、厳しくしつけられると今でも無意識に顔の対称性を見てしまう。癖がついているのですな。
しかし、顔面が正対称な顔なんて、ほとんど無いのだから、ある程度ということになると思うのですが。
真意は分からないけど、人間の体はやはり対称性が大事なのだろうか?とも思えてくる。
ある患者さんが、右が噛むと痛みが出てきた場合、それを補うように左で噛む様になった。しばらくすると、左も痛みが出てきた・・・・・というのは良くある話。口腔内でも、左右同じコンディションでないと違和感を生じる良い例。これは、歯根膜痛という症状が現れやすい。
今、私の体にも同じような症状が出ている。
昨年の夏に、自転車で大転倒をしてしまい、大事な自転車をかばおうと、左手を地面についたまま転倒してしまったのは、以前このブログで書いたとおり。その後、左手には全く力が入らず、今もって重い荷物は全く持てない。医者の話によれば、今のところなんの異常も見あたらないということなので、このまま時間が手を治してくれることを祈るしかないのですが。
先日くらいから、今度は反対側(右)の手首が、ズキズキと痛み出した。左と同じ症状である。
また、不思議な事に怪我も打撲の履歴がないはずの手首。
左手をかばい続けてきたツケが回ってきたからなのか、どうなのか。
手が我々の最高の商売道具なので、手が不自由なのは死活問題である。
どうにはならないものか・・・・。
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